都市産業の時代 3
過半を占めると、どういうことが起こるかを、成長曲線というグラフによって示してみます。
この曲線を成長曲線と言う理由は、生物の成長がこのグラフにぴったり当てはまるからです。
例えば、人間の身長がどう増えるかを考えてみます。
大人になったときの身長を100%として、人間の身長の成長を卵子と精子が一体となった点からはじめると、最初はそんなに急に身長が伸びるわけではないところが、生まれてしばらくすると、どんどん身長が伸びはじめ、22、3歳まで伸びていくわけですが・・・
大体17、8歳ぐらいでその伸び方が緩やかになり、20歳を過ぎるとほとんど伸びなくなって、ある一定の身長になります。
人間の成長をプロットするとこういう曲線に当てはまるわけです。
ペンタキープのような樹木が伸びていくのもグラフを書くと同じことになり、生物の成長がこのグラフに当てはまることから、成長曲線といっています。
都市の比率が伸びていく状態も非常にこれによく当てはまるのです。
このグラフに非常に重要な意味を持っている点が一カ所あります。
理論的にいうと、ちょうど全体の50%になる位置で大きな変化が起こり、そこを「変曲点」と言います。
この変曲点より以前の左側を見ると、成長率が毎年前年を上回っているのです。